秋になると「顔がむくむ」…朝の顔のむくみ、なぜ起こる?

朝、鏡を見たら、

「なんだか顔がパンパン……」
「目の周りが重い」
「昨日より顔が大きく見える気がする」

そんなことはありませんか?

特に9月から10月にかけて、季節が夏から秋へ変わる頃になると、朝の顔のむくみが気になるという方もいます。

「年齢のせいかな?」
「太ったのかな?」
「美容液を変えたほうがいいのかな?」

と考えてしまうかもしれません。

でも、朝の顔のむくみは、必ずしも「太った」ということではありません。

顔のむくみは、皮膚の下などの組織に余分な水分がたまることで起こります。朝起きたときに軽くむくみ、数時間のうちに自然に戻っていく場合には、睡眠や一晩の体液の分布などが関係していることがあります。

今回は、秋に気になる「朝の顔のむくみ」について、その原因と日常でできるケアをお話しします。

朝、顔がむくみやすいのはなぜ?

私たちは寝ている間、長い時間横になっています。

そのため、起きて活動している昼間とは、体の中の水分の分布も変わります。

特に目の周りは皮膚が薄いため、少しの変化でも「むくんでいる」と感じやすい場所です。

朝はむくんでいるのに、起きてしばらくすると気にならなくなる。

このような一時的な変化は、珍しいものではありません。

ただし、朝のむくみが毎日のように続く場合には、普段の生活を一度振り返ってみることも大切です。

秋の顔むくみを招きやすい5つのポイント

① 前日の食事がいつもより塩分多めだった

ラーメン、外食、加工食品、スナック菓子など、塩分の多い食事をとった翌日に、

「顔がむくんでいる」

と感じることがあります。

ナトリウムは体内の水分保持に関係するため、塩分を多くとるとむくみにつながることがあります。

「昨日、外食だった」
「夜に味の濃いものを食べた」

という翌朝に顔のむくみが気になるなら、食事を振り返ってみましょう。

② 睡眠のリズムが乱れている

「寝不足の日は顔がむくんで見える」

という経験がある方も多いのではないでしょうか。

実際、顔のむくみは睡眠時間が少なすぎる場合だけでなく、睡眠が多すぎる場合にも目立つことがあります。

秋は夏休みなどで変化した生活リズムが戻る時期でもあります。

寝る時間や起きる時間が日によって大きく違う方は、まず睡眠リズムを整えることから始めてみましょう。

厚生労働省も、健康づくりのための睡眠について、睡眠時間だけでなく生活習慣や睡眠環境などを含めて考えることを案内しています。

③ 夏の生活習慣がまだ残っている

9月になっても、

・冷たい飲み物をよく飲む
・冷房の効いた部屋で長時間過ごす
・運動する機会が少ない
・入浴よりシャワーで済ませる

という生活が続いていませんか?

もちろん暑い日は無理をする必要はありません。

ただ、季節が少しずつ変わってきたら、身体の状態に合わせて生活も少しずつ変えていくことが大切です。

④ 長時間同じ姿勢で過ごしている

デスクワークやスマートフォンなどで、長時間同じ姿勢になっていませんか?

身体を動かす時間が少ない生活は、むくみが気になる一因になることがあります。むくみは、長時間座り続ける・立ち続けることなどでも起こり得ます。

顔のむくみが気になる方も、顔だけを見るのではなく、

「一日中ほとんど座っていないかな?」

と身体全体の生活習慣を振り返ってみるとよいでしょう。

⑤ 秋の変化で、身体のリズムが変わっている

夏から秋へ。

気温、日照時間、活動量、睡眠時間など、私たちを取り巻く環境は少しずつ変化していきます。

「最近、なんとなく身体が重い」
「朝スッキリ起きられない」
「顔だけでなく脚もむくみやすい」

という場合は、顔だけの問題として考えず、睡眠や食事、運動なども含めて身体全体を見直してみましょう。

東洋医学では「むくみ」をどう考える?

東洋医学では、身体の中の水分の偏りを「水(すい)」という考え方から捉えることがあります。

水分が必要なところにきちんと行き渡り、不要なものが適切に排出される。

そうした身体のバランスを大切にします。

また、東洋医学では「脾・肺・腎」などの働きと水分代謝との関係を考えます。

ここでいう「脾」「肺」「腎」は、現代医学でいう臓器そのものと完全に同じ意味ではありません。

東洋医学独自の身体の捉え方です。

そのため、

「顔がむくんだから、顔だけをケアする」

のではなく、

食事・睡眠・冷え・運動・ストレスなども含めて身体全体を見る。

これが東洋医学の特徴の一つです。

朝の顔むくみ、今日からできる5つの習慣

1.朝起きたら、まず身体を起こす

カーテンを開けて朝の光を浴びる。

布団の上で軽く伸びをする。

少し歩く。

まずは身体をゆっくり目覚めさせてあげましょう。

2.朝に水分をとる

睡眠中も身体から水分は失われます。

起床後は、まず水分をとる習慣をつけましょう。

一度に大量に飲む必要はありません。

自分の身体の状態に合わせて、少しずつ補給することを意識しましょう。

3.前日の塩分を振り返る

「むくんだから、水を飲まないようにしよう」

と考えるのではなく、

「昨日は味の濃いものを食べすぎなかったかな?」

と振り返ってみることも大切です。

むくみ対策では、極端に水分を制限するのではなく、食事全体のバランスを見ることがポイントです。

4.身体を少し動かす

朝に軽く歩く、ストレッチをする、家事をする。

激しい運動でなくても構いません。

「一日中座りっぱなし」を避け、こまめに身体を動かす習慣をつくりましょう。

5.夜はできるだけゆっくり休む

朝の顔をスッキリさせたいからといって、朝だけを頑張る必要はありません。

大切なのは、前日の夜から。

寝る直前までスマートフォンを見続けたり、夜更かしを続けたりするのではなく、身体を休ませる時間をつくりましょう。

「顔のむくみ=美容の問題」とは限りません

朝の顔のむくみは、見た目の問題として気になりますよね。

「今日は写真を撮るのに……」
「メイクがうまく決まらない」
「顔が疲れて見える」

そんな日もあると思います。

でも、身体の状態を見直すきっかけとして考えてみるのもおすすめです。

睡眠は足りている?

昨日は味の濃い食事をしていない?

身体を動かしている?

疲れがたまっていない?

冷えていない?

こうした小さな変化を振り返ることで、自分の身体の状態に気づけることがあります。

美容鍼も「顔だけを見る」のではありません

シャローム鍼灸院では、美容鍼をご希望の方にも、お顔だけを見るのではなく、普段の生活や睡眠、食事、身体の状態などを丁寧にお聞きしています。

「最近、顔がむくみやすい」

というお悩みの背景に、

「最近よく眠れていない」
「肩や首がこっている」
「身体が冷えている気がする」
「疲れが抜けない」

など、別の変化が重なっていることもあります。

東洋医学の考え方も取り入れながら、その日の身体の状態を見て、全身から整えていく。

それがシャローム鍼灸院の美容鍼です。

美容は、顔だけの問題ではありません。

身体が心地よく整っていくことが、自然な美しさにもつながる。

そんな考え方で、一人ひとりのお身体と向き合っています。

こんな「むくみ」には注意してください

朝に少し顔がむくんで、数時間で自然に戻るという場合もありますが、顔の腫れにはさまざまな原因があります。

特に、

・急に顔が腫れた
・数日たってもむくみが続く
・どんどん悪化している
・強い痛みや発熱がある
・唇や舌、喉まで腫れている
・息苦しさや呼吸のしづらさがある

といった場合には、単なる美容上のむくみと考えず、医療機関への相談が必要です。

特に、顔や唇、舌、喉の腫れに呼吸のしづらさが伴う場合は、重いアレルギー反応の可能性もあるため、緊急の医療対応が必要です。

また、顔だけでなく脚など身体の複数の場所が長くむくむ場合にも、自己判断せず医療機関に相談しましょう。むくみには心臓、腎臓、肝臓、甲状腺などの病気や薬の影響が関係することもあります。

秋は「身体を整える」ことから美容を考えてみませんか?

朝、鏡を見て、

「今日も顔がむくんでいる……」

と落ち込む前に。

まずは、

睡眠を整える。

食事を見直す。

少し身体を動かす。

冷えすぎないようにする。

そして、自分の身体の声を聞いてみる。

美容は、外側からのお手入れだけではありません。

毎日の身体の状態を丁寧に見ていくことも、自分を大切にする美容の一つです。

秋は、夏から冬へ身体が変化していく季節。

この秋は、顔だけではなく、身体全体から「きれい」を考えてみませんか?

シャローム鍼灸院では、美容鍼をはじめ、身体の不調や日々のメンテナンスについても、お一人おひとりの状態を伺いながら施術しています。

「最近、顔のむくみが気になる」
「身体も疲れている気がする」

そんな方は、お気軽にご相談ください。

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