「最近、生理前になるといつも以上にイライラする…」
「9月に入ってから、PMSがつらくなった気がする」
そんなことはありませんか?
PMS(月経前症候群)は、生理の3~10日ほど前から、イライラや気分の落ち込み、眠気、不眠、頭痛、むくみ、だるさなど、心と身体にさまざまな不調が現れる状態です。生理が始まると、症状が軽くなったり消えたりするのが特徴です。
では、なぜ「9月になってからPMSがつらくなった」と感じることがあるのでしょうか?
季節の変化そのものがPMSの原因?
PMSの原因は一つではなく、女性ホルモンの変動を中心に、ストレスなどさまざまな要因が関係すると考えられています。
そのため、「秋になったからPMSになる」とは言えません。
ただ、9月は夏から秋へ移り変わる時期。
昼間はまだ暑いのに朝晩は涼しくなったり、冷房の効いた室内と屋外との温度差が大きくなったりします。
さらに、
・夏の疲れが残っている
・睡眠リズムが乱れている
・食欲や食生活が変化した
・仕事や学校などの生活リズムが変わった
・季節の変化によるストレスが増えた
といった変化が重なることもあります。
こうした心身への負担が、もともとあるPMSの症状を「いつもよりつらい」と感じさせる一因になる可能性があります。
PMSは「気のせい」ではありません
PMSでは、イライラや気分の落ち込みといった心の症状だけでなく、頭痛、腰痛、むくみ、だるさ、乳房の張り、食欲の変化など、身体にもさまざまな症状が現れます。
「生理前だから仕方ない」と我慢してしまう方も多いですが、毎月つらい思いをしているのであれば、まずは自分の症状を知ることが大切です。
おすすめなのが「症状日誌」です。
生理が始まった日と、イライラ・頭痛・むくみ・眠気などの症状を記録してみましょう。
何周期か続けることで、「生理前に症状が集中しているのか」「季節や生活リズムと一緒に変化しているのか」が見えやすくなります。
東洋医学ではどう考える?
東洋医学では、身体の不調を一つの症状だけで考えるのではなく、睡眠、食欲、冷え、疲労、ストレスなどを含めて、身体全体のバランスを見ていきます。
特に季節の変わり目は、環境の変化に合わせて身体も変化する時期。
夏の疲れを残したまま秋を迎えると、身体が「いつも通り」の状態を保つことに負担を感じることがあります。
そのため9月は、頑張り続けるよりも、
・睡眠時間を確保する
・食事を抜かない
・軽く身体を動かす
・冷やしすぎない
・疲れを感じたら休む
といった基本的な養生を意識してみましょう。
鍼灸で身体を整えるという選択
シャローム鍼灸院では、PMSに対して「この症状にはこのツボ」というだけではなく、睡眠や冷え、疲労、ストレス、食欲なども伺いながら、一人ひとりの身体の状態に合わせて施術を行っています。
「生理前になると毎回調子が悪くなる」
「最近、PMSが以前よりつらい」
「生理前のイライラや頭痛、むくみが気になる」
そんな方は、まず自分の身体の変化に気づくことから始めてみましょう。
なお、PMSの症状が強く、仕事や家事、人間関係など日常生活に支障が出ている場合は、PMSやPMDDなどの可能性もあるため、婦人科などの医療機関への相談も大切です。
「毎月つらいけれど、我慢するしかない」と諦めないでください。
季節が変わる9月こそ、自分の身体と向き合うタイミング。
夏の疲れを引きずらず、心と身体を少しずつ秋のリズムへ整えていきましょう。
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