新しい機材ご紹介

みなさんこんにちは!
シャローム鍼灸院です。

今日はいつもとは違った角度からブログを書いてみようと思います。
おかげさまでシャローム鍼灸院は多くの患者様に通っていただけるようになりました。
患者様それぞれのお悩みがあり、対応していくため、シャロームも日々進化しております(笑
今日は最近導入した設備などをいくつかご紹介します。

光美容器

シャロームは美容鍼ご希望の患者様が非常に多く、現在の施術も1度受けただけでもかなりの変化が出ると喜んでいただいていますが、さらに効果を上げるため美容鍼を置鍼している間に光美容器の施術も受けていただけるようになりました。
1週間ほど皆様にお試しいただいていますが、「肌のキメがさらに細かくなった」「肌のトーンが明るくなった」などの喜びの声をいただいています。
オプションですが、11月8日までは無料でお試しいただけます。

チェア

座って治療が受けられるチェアを導入しました!
うつ伏せでの治療が長いと、「呼吸が苦しい」、「体勢がきつい」という患者様が何名もいらっしゃいまして、その時間を短くするために、頸部、腰背部の鍼灸治療は座って施術できるようにしました。

QRコード決済

新たに au PAY などのQRコード決済にも対応しました。

シャローム鍼灸院は、痛みや美容など患者様のお悩みを解決し、みなさまが輝いて生きるお手伝いをすることを目指していますが、その治療もより快適に、より良い結果が出るよう、日々進化しています。

ご意見・ご要望など、どんどんお聞かせください!

🍁季節の変わり目、心と体を整える鍼灸ケア

〜『黄帝内経』と『易経』に学ぶ、秋のバランス法〜

はじめに

秋は「実りの季節」でありながら、「乾燥」「冷え」「気分の揺らぎ」など、体調を崩しやすい時期でもあります。
東洋医学の古典『黄帝内経』では、「秋三月、此謂容平。万物平」と記され、
外界の変化に合わせて、体のエネルギーも内に蓄えるようにと説かれています。

この「内に収める」働きがうまくいかないと、呼吸器の不調や肌荒れ、悲しみや不安といった心の乱れが起こりやすくなります。
今回は、三ツ境駅近くのシャローム鍼灸院が、東洋の叡智をベースに「秋の心身バランス」を整える方法をご紹介します。


🍂秋の不調は「肺」と「大腸」から

秋は「肺」と「大腸」がもっとも影響を受けやすい季節。
『黄帝内経・素問』には、「秋気始めて収む。肺を養うべし」とあり、
肺の機能が低下すると、免疫力や肌の潤い、呼吸の深さに影響します。

  • 空気の乾燥 → 咳・のどの痛み・肌のかさつき
  • 急な冷え → 鼻づまり・肩こり・腰痛
  • 感情の乱れ → 寂しさ・焦燥感・涙もろさ

鍼灸では、「肺経」「大腸経」の経絡を整えることで、呼吸を深め、代謝を高め、心を穏やかに導きます。
とくに、肩甲骨まわりや胸のツボをやさしく刺激する施術は、呼吸が軽くなると好評です。


🌿「気」の流れを読む――『易経』の視点

『易経』では、すべての変化を「陰」と「陽」のバランスとして捉えます。
秋は「陽」が収まり「陰」が増える時期。
外に向かっていたエネルギーを、内側に戻すことが自然の流れです。

しかし、現代人は仕事や家事で常に“陽”の活動状態。
スマホやパソコンのブルーライト、情報の多さが「陰陽のバランス」を崩し、
睡眠の質の低下や自律神経の乱れにつながります。

鍼灸は、まさにこの「陰陽調整」の技術。
体表のツボを通じてエネルギーの流れを整え、自然と心身の調和を取り戻します。


🍵おすすめのツボとセルフケア

鍼灸院での施術に加え、ご自宅でもできる簡単なケアを。

1. 尺沢
肘の内側にあるツボで、肺の熱やのどの痛みに効果的。
軽く押すと呼吸が深くなり、リラックスしやすくなります。

2. 合谷
手の親指と人差し指の間。頭痛や肩こりにも◎。
季節の変わり目の体調バランスを整える万能ツボです。

3. 足三里
膝下の外側にあり、胃腸を整え、体全体の「気」を補うツボ。
冷えやむくみ、疲れが気になる方におすすめです。


💧秋のデトックス――むくみ・冷え対策にも

秋は一見「過ごしやすい季節」ですが、気温差が大きいため血流が滞りやすく、
むくみ・だるさ・冷えを感じる方が増えます。

当院では、鍼灸に加え「温灸」「ストレッチ」「リンパケア」などを組み合わせ、
体に溜まった余分な水分を流し、代謝を高めるケアを行っています。

「足が重い」「朝起きても疲れが取れない」
そんなときは、体が“内にこもる前のサイン”。
早めのケアで冬に強い体をつくりましょう。


💬患者さまの声

「肩こりで通いましたが、気づけば呼吸が深くなり、気持ちも落ち着くようになりました。」
「季節の変わり目に必ず出る不調が、今年はほとんどありませんでした。」

鍼灸は「痛みを取る」だけでなく、心と体を整える“季節のメンテナンス”として続けていただくと効果的です。


▶︎患者様の声


🚉三ツ境駅から徒歩3分の鍼灸院です

シャローム鍼灸院は、相鉄線・三ツ境駅北口から徒歩7分。
完全予約制・個室対応で、女性や初めての方も安心してご利用いただけます。

お悩みの症状に合わせて、鍼灸・お灸・手技・耳ツボなどを組み合わせたオーダーメイド施術を行っています。

▶︎シャローム鍼灸院へのアクセス


🌕さいごに

『易経』の言葉に「天地の道は、陰陽の交わりにあり」とあります。
自然が移ろうように、私たちの心と体も常に変化しています。

変化に抗うのではなく、「今の自分を整える」こと。
それが、鍼灸の大切な役割です。

秋の深まりとともに、体の声に耳を傾けてみませんか?
――シャローム鍼灸院が、あなたのバランスを取り戻すお手伝いをいたします。

▶︎メニューページ


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🍂心・感情と体のつながり:秋の心身調整法🍂

秋になると、なんとなく「さびしい」「気持ちが沈む」「やる気が出ない」――
そんな心の変化を感じる方が増えます。

東洋医学では、秋は「肺」と深く関わる季節。
肺は「気(エネルギー)」を全身に巡らせる働きを持ち、
同時に“悲しみ”や“憂い”といった感情とも関係しています。

🍁 心と体のつながりとは?
感情が乱れると、呼吸が浅くなり、気の巡りが滞ります。
その結果、肩こり・喉の違和感・肌の乾燥・眠りの浅さなど、
体にも不調として表れやすくなります。

逆に、体の緊張をゆるめ、呼吸を深めることで、
心も穏やかさを取り戻しやすくなるのです。


🫁 秋のおすすめ心身ケア

  1. 深呼吸を意識する
     朝晩の涼しい空気をゆっくり吸い込み、吐き出すだけでも、肺が整います。
  2. 肩と胸をやさしく開くストレッチ
     丸まりやすい姿勢を伸ばすことで、呼吸がしやすくなります。
  3. お灸でリラックス
     「中府(ちゅうふ)」「太淵(たいえん)」など肺経のツボを温めると、
     呼吸が楽になり、気持ちもふんわりと軽くなります。
  4. 鍼灸で心身のバランスを整える
     シャローム鍼灸院では、季節や体質に合わせて自律神経を整える施術を行っています。
     「なんとなく気分が沈む」「疲れが抜けない」と感じたら、
     それは心と体の調整が必要なサインかもしれません。

🍂秋は、手放す季節。
余分な疲れや感情をゆるやかに手放し、
深い呼吸とともに“自分らしいリズム”を取り戻していきましょう。

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🍂食欲の秋こそ代謝アップ!鍼灸で体を整える秋の過ごし方

秋になると、「つい食べすぎてしまう」「体重が気になる」という声をよく耳にします。美味しい食材が豊富な季節だからこそ、健康的に食欲と付き合い、代謝を高める工夫が大切です。

なぜ秋は太りやすい?

秋は日照時間が短くなり、体内リズムを整えるセロトニンが減少しやすくなります。その結果、甘いものや炭水化物を欲しやすくなるのです。また、寒さに備えて体が自然に栄養をため込みやすいのも特徴です。

代謝を高める秋のセルフケア

  1. よく噛んで食べる
     消化を助け、内臓の働きをサポートします。
  2. 体を温める食材を意識する
     しょうが・ねぎ・かぼちゃ・きのこ類などは代謝アップにおすすめ。
  3. 軽い運動を習慣に
     ウォーキングやストレッチで血流を促しましょう。

鍼灸でできる「秋の代謝サポート」

鍼灸では、消化器を整える「足三里(あしさんり)」や、代謝を助ける「関元(かんげん)」といったツボを用いて体のバランスを整えます。胃腸の働きを助けると同時に、自律神経の乱れも調整できるため、「食欲はあるのに疲れやすい」「冷えやむくみが気になる」といった方におすすめです。

まとめ

食欲の秋を楽しみながらも、ちょっとした工夫で代謝を高め、体を整えることができます。セルフケアと鍼灸を組み合わせて、心も体も健やかに秋を過ごしてみませんか?

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🍂秋のむくみ・デトックス ~夏の疲れをリセットしましょう~

秋に増える「むくみ」の原因とは?

秋は涼しくなって過ごしやすい季節ですが、実は むくみや体の重だるさ を感じる方が増える時期でもあります。
理由は大きく3つあります。

  1. 夏に冷たい飲み物を多くとった影響 → 体内に余分な水分が残りやすい
  2. 気温差による自律神経の乱れ → 血流・リンパの流れが滞る
  3. 運動不足 → 筋肉のポンプ作用が弱まり、下半身に水分がたまりやすい

こうした状態を東洋医学では「水滞(すいたい)」と呼びます。


当院でできること

鍼やお灸は、体の巡りを整え、滞っている水分代謝を促すサポートをします。
また、リンパの流れを促すクリームを使った手技で、循環を良くします。

  • むくみに効く代表的なツボ
    • 足三里(あしさんり):胃腸を整えて水分代謝アップ
    • 三陰交(さんいんこう):女性の冷えやむくみにも有効
    • 陰陵泉(いんりょうせん):水分調整の要となるツボ

施術後は「足が軽くなった」「靴が緩く感じる」と驚かれる方も少なくありません。


ご自宅でできる簡単デトックスケア

施術と合わせて、ご自宅でも次のような習慣を取り入れると効果的です。

  • 白湯を飲む:冷たい水を避け、温かい飲み物で代謝をサポート
  • 足首回し・軽いストレッチ:下半身の巡りを助ける
  • 旬の食材を活用
    • 里芋、レンコン:余分な水分を排出
    • サツマイモ、きのこ類:腸を整えてデトックス

まとめ

秋は「夏の疲れが表面化する季節」。
むくみをそのままにしておくと、冷えや肩こり、疲労感へとつながっていきます。

鍼灸で体を整えつつ、ご自宅でのデトックス習慣を加えることで、 秋をすっきり快適に過ごせる体 をつくっていきましょう。

気になるむくみや体のだるさがありましたら、お気軽にご相談ください🍀


こちらもご覧ください
むくみ、リンパケア

小児鍼(しょうにはり)とは?

「鍼」と聞くと、大人の治療に使う細い鍼を思い浮かべる方が多いと思います。
でも、小児鍼は 刺さない鍼。皮膚の表面を「なでる」「さする」「トントンと軽く触れる」ことで、体のバランスを整えていくやさしい施術です。

鍼を刺さないので、痛みはほとんどなく、赤ちゃんや小さなお子さんも安心して受けられます。


どんなときに小児鍼が使われるの?

小児鍼は、次のような症状やお悩みによく用いられます。

  • 夜泣きや寝つきが悪い
  • かんしゃくや落ち着きのなさ
  • 食欲不振やお腹の不調(便秘・下痢など)
  • 鼻づまりや風邪をひきやすい
  • アトピーや皮膚のかゆみ
  • 虫歯はないのに歯ぎしりをする

お子さんは大人よりも 自律神経のバランスが乱れやすく、それが体調や情緒に影響します。小児鍼は、やさしく神経の働きを整えていくケアとして役立ちます。


小児鍼のメリット

  • 痛みがほとんどない
  • 副作用が少なく安心
  • 薬に頼らない体調管理ができる
  • 短時間でできるので子どももストレスが少ない
  • 継続することで体質改善につながる

保護者の方へ

「病院に行くほどではないけれど、気になる」
そんな小さな不調が続くと、親御さんも不安になりますよね。

小児鍼は、お子さん自身が持っている 自然に回復する力(自然治癒力) を引き出すサポートになります。

もし気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

こちらもご覧ください。
小児はり

気圧の変化による頭痛・めまい・だるさ対策

台風や秋雨前線の影響で、気圧がコロコロと変わるこの季節。

「雨が降る前に頭が痛くなる」

「台風の前はめまいが出やすい」

「低気圧が近づくと体がだるくなる」

――こんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

実はこれ、「気象病」「天気痛」と呼ばれるもので、気圧の変化によって自律神経が乱れることが原因と考えられています。

なぜ気圧で体調が悪くなるの?

人間の体は、外の気圧の変化を内耳(耳の奥)で感じ取っています。

気圧が下がると交感神経(緊張モード)が刺激され、血管の収縮やホルモンバランスに影響を与えます。

その結果、以下のような不調が起こりやすくなります。

  • 頭痛・片頭痛
  • めまい・ふらつき
  • 肩や首のこり
  • 全身のだるさ・倦怠感
  • 気分の落ち込み

ご自宅でできる対策

① 耳まわりを温める

ホットタオルを耳全体に当てたり、耳をやさしく引っ張ったり回したりすることで、内耳の血流が改善されます。

② 深呼吸・軽いストレッチ

天気が悪い日こそ軽い運動を。肩を回したり、背伸びをするだけでも自律神経が整いやすくなります。

③ 規則正しい生活リズム

寝不足や食生活の乱れは自律神経をさらに乱します。天気のせいにする前に、基本の生活リズムを意識してみましょう。

鍼灸でできること

鍼灸治療は、自律神経のバランスを整えることが得意です。

  • 頭痛やめまいをやわらげるツボ
  • 胃腸の働きを助けるツボ
  • 首・肩のこりをゆるめる施術

を組み合わせることで、天気による不調を和らげ、体質改善にもつながります。

実際に当院でも「雨の日の頭痛が減った」「台風の時のだるさが楽になった」といったお声をいただいています。

まとめ

季節の変わり目、気圧の乱高下は避けられません。

でも、体の準備とケア次第で不調は軽くできます。

「天気に振り回されない体づくり」、ぜひ一緒に始めてみませんか?

お気軽にご相談くださいね😊

こちらのページもご覧ください。
自律神経失調症

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気圧変化で頭痛・めまいが悪化?その対策と鍼灸アプローチ

こんな症状ありませんか?

  • 台風や雨の前になると頭が重い、ズキズキする
  • 気圧の変化でめまい・耳の詰まり感を感じる
  • 肩や首がこって、吐き気まで出ることがある
  • 「天気予報よりも自分の頭痛の方が当たる」と思う

このような症状は 「気象病」 と呼ばれ、気圧や湿度、気温の変化によって自律神経が乱れることで起こります。特に9月は台風や気圧の谷が多く、体調を崩す方が増える時期です。


気圧と自律神経の関係

人間の体は、耳の奥にある「内耳」が気圧の変化を感じ取り、自律神経を通して体に反応を伝えています。

  • 交感神経が過剰に働く → 頭痛・肩こり・不眠
  • 副交感神経が優位になりすぎる → めまい・倦怠感

つまり、気圧変化に敏感な方は、自律神経の調整がうまくいかず症状が強く出やすいのです。


ご自宅でできるセルフケア

  1. 耳マッサージ
    耳を上下・横にやさしく引っ張り、くるくる回すことで内耳の血流が改善します。
  2. 首元を温める
    ホットタオルや蒸しタオルで首筋を温めると、血流が改善し頭痛や肩こりが和らぎます。
  3. 深呼吸・ゆったり入浴
    副交感神経を優位にしてリラックスし、自律神経のバランスを整えます。

鍼灸でのアプローチ

鍼灸では、気圧変化による不調に対して以下のように施術します。

  • 耳周り・頭部のツボで内耳や自律神経の働きを整える
  • 首肩の緊張をゆるめることで血流を改善し、頭痛を予防
  • 胃腸や全身のバランスを整えるツボで、疲れやだるさも改善

「薬を飲むしかない」と思っていた方でも、鍼灸で症状が軽減し、台風の季節をラクに過ごせるようになるケースは少なくありません。


最後に

気圧や天気はコントロールできませんが、自律神経を整えて「揺れにくい体」を作ることは可能です
「台風の時期は毎回つらい…」という方は、一度鍼灸のケアを取り入れてみてくださいね。

以下のメニューページもご参照ください。
頭痛・耳鳴り・めまい
自律神経失調症

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涼しくなってくる季節、ぎっくりが増えています

朝晩の空気がひんやりして、秋の訪れを感じるようになりましたね。
実はこの「季節の変わり目」は、梅雨時に次いでぎっくりが増える時期でもあります。ぎっくり腰だけでなく、ぎっくり背中やぎっくり首(寝違え)、ぎっくり脚(腓返り)で駆け込んでくる患者さんもとても増えています。

なぜ涼しくなるとぎっくり腰が増えるの?

  • 今年の異常な暑さで、身体の「水」が不足している
  • 急な気温の変化で筋肉が冷えて硬くなる
  • 夏の疲れが残ったまま、体の回復が追いついていない
  • 寒暖差で自律神経が乱れ、体がこわばりやすい
  • 衣替えや家の片づけなど、中腰作業が増える

こうした条件が重なって、ふとした動作で「ピキッ!」と痛みが走ることがあります。

予防のためにできること

  1. 腰やお腹を冷やさない
    薄手の腹巻きやカイロで温めるのもおすすめです。
  2. 朝のストレッチ
    起きてすぐは筋肉が硬いので、軽い伸びや体操を。
  3. 正しい姿勢を意識する
    特に物を持ち上げるときは、腰ではなく膝を曲げて。
  4. 疲れをためすぎない
    睡眠・食事でしっかりエネルギーを補いましょう。

もしぎっくりになってしまったら…

無理に動かしたり我慢したりせず、まずは安静を。
そして冷えや血行不良が関わっている場合も多いので、鍼灸や温灸で血流を整えると、回復が早まります。

当院でも、ぎっくりの急性ケアから、再発を防ぐ体づくりまでサポートしています。
「ちょっと違和感がある…」という段階でのご相談も大歓迎です。


📌 まとめ
涼しくなるとぎっくりが増えるのは自然なことですが、日々のちょっとした工夫で予防は可能です。
「冷え対策」と「体をゆるめる習慣」を意識して、この季節を元気に過ごしましょう。

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台風シーズンの体調不良と東洋医学的セルフケア

9月は台風の季節。15号が列島横断中ですが、みなさん被害ありませんか?
台風では、雨風の被害だけでなく、気圧の急激な変化によって体調を崩す方が少なくありません。「頭痛がひどい」「体がだるい」「古傷が痛む」など、台風前後になると調子が落ちるという声をよく耳にします。


なぜ台風で体調が乱れるのか?

台風が近づくと気圧が低下します。これにより体内の血管が拡張し、脳の血流が変化したり、自律神経のバランスが乱れたりします。
東洋医学では、このような不調を 「湿」と「気の乱れ」 と考えます。
体内に余分な水分が停滞すると、頭重感やめまい、むくみが出やすくなり、気の巡りが滞ることでだるさや痛みが増すのです。


台風時に起こりやすい症状

  • 頭痛・偏頭痛
  • めまい・耳のつまり感
  • 関節痛や古傷の痛み
  • 倦怠感・眠気
  • 気分の落ち込み・イライラ

鍼灸的セルフケアのポイント

1. ツボ押し

  • 内関(ないかん):手首の内側。めまいや吐き気、不安感を和らげる。
  • 足三里(あしさんり):膝下外側。体のだるさ、胃腸の不調に。
  • 三陰交(さんいんこう):足首内側。むくみや水分代謝に効果的。

軽く5秒押して離すを3〜5回繰り返すのがおすすめです。

2. 温めケア

冷たい雨や湿気で体が冷えやすいため、足首やお腹をカイロやお灸で温めて巡りを助けましょう。

3. 食養生

  • 余分な水分を排出する:小豆・とうもろこし・冬瓜
  • 胃腸を守る:しょうが・長ネギ
  • 気を補う:米・さつまいも・きのこ

温かいスープやお粥で取り入れると消化にも優しく効果的です。


まとめ

台風による不調は「気圧の変化だから仕方ない」と思われがちですが、東洋医学の知恵を活かすことでかなり軽減できます。
セルフケアを取り入れつつ、症状が強い場合には鍼灸施術で体の巡りを整えることもおすすめです。

季節の変化とうまく付き合いながら、台風シーズンも快適に過ごしましょう。

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