「鍼」と聞くと、大人の治療に使う細い鍼を思い浮かべる方が多いと思います。
でも、小児鍼は 刺さない鍼。皮膚の表面を「なでる」「さする」「トントンと軽く触れる」ことで、体のバランスを整えていくやさしい施術です。
鍼を刺さないので、痛みはほとんどなく、赤ちゃんや小さなお子さんも安心して受けられます。
どんなときに小児鍼が使われるの?
小児鍼は、次のような症状やお悩みによく用いられます。
- 夜泣きや寝つきが悪い
- かんしゃくや落ち着きのなさ
- 食欲不振やお腹の不調(便秘・下痢など)
- 鼻づまりや風邪をひきやすい
- アトピーや皮膚のかゆみ
- 虫歯はないのに歯ぎしりをする
お子さんは大人よりも 自律神経のバランスが乱れやすく、それが体調や情緒に影響します。小児鍼は、やさしく神経の働きを整えていくケアとして役立ちます。
小児鍼のメリット
- 痛みがほとんどない
- 副作用が少なく安心
- 薬に頼らない体調管理ができる
- 短時間でできるので子どももストレスが少ない
- 継続することで体質改善につながる
保護者の方へ
「病院に行くほどではないけれど、気になる」
そんな小さな不調が続くと、親御さんも不安になりますよね。
小児鍼は、お子さん自身が持っている 自然に回復する力(自然治癒力) を引き出すサポートになります。
もし気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
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小児はり
