朝晩の空気がひんやりして、秋の訪れを感じるようになりましたね。
実はこの「季節の変わり目」は、梅雨時に次いでぎっくりが増える時期でもあります。ぎっくり腰だけでなく、ぎっくり背中やぎっくり首(寝違え)、ぎっくり脚(腓返り)で駆け込んでくる患者さんもとても増えています。
なぜ涼しくなるとぎっくり腰が増えるの?
- 今年の異常な暑さで、身体の「水」が不足している
- 急な気温の変化で筋肉が冷えて硬くなる
- 夏の疲れが残ったまま、体の回復が追いついていない
- 寒暖差で自律神経が乱れ、体がこわばりやすい
- 衣替えや家の片づけなど、中腰作業が増える
こうした条件が重なって、ふとした動作で「ピキッ!」と痛みが走ることがあります。
予防のためにできること
- 腰やお腹を冷やさない
薄手の腹巻きやカイロで温めるのもおすすめです。 - 朝のストレッチ
起きてすぐは筋肉が硬いので、軽い伸びや体操を。 - 正しい姿勢を意識する
特に物を持ち上げるときは、腰ではなく膝を曲げて。 - 疲れをためすぎない
睡眠・食事でしっかりエネルギーを補いましょう。
もしぎっくりになってしまったら…
無理に動かしたり我慢したりせず、まずは安静を。
そして冷えや血行不良が関わっている場合も多いので、鍼灸や温灸で血流を整えると、回復が早まります。
当院でも、ぎっくりの急性ケアから、再発を防ぐ体づくりまでサポートしています。
「ちょっと違和感がある…」という段階でのご相談も大歓迎です。
📌 まとめ
涼しくなるとぎっくりが増えるのは自然なことですが、日々のちょっとした工夫で予防は可能です。
「冷え対策」と「体をゆるめる習慣」を意識して、この季節を元気に過ごしましょう。
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