「易経」というと、長い漢文や複雑な図表を想像されるかもしれません。しかし本書は、「難しい」を払拭し、「日常の中で自分のバランスを整える“使える知恵”」として、やさしくまとめた入門書です。ぜひ読んでいただきたい一冊です。
――こんな方におすすめです――
- ストレスや疲れを常に感じていて、自分のケア方法がわからない
- マクロビオティックや鍼灸、東洋医学の理論には興味があるけど、何から始めればよいか迷っている
- 「陰」「陽」という言葉は聞いたことがあるけれど、具体的にどう活かすのか知りたい
- 「自分の心身と静かに向き合う時間」を持ちたい
本書ではまず、陰陽の基本を「夜と朝」「静と動」といった身近な例で丁寧に解説。次に、体調のサイン(冷え・ほてり・むくみ・イライラetc.)から「今、自分がどちらに偏っているか」を観察する方法を紹介します。そして、「コインを使った簡単な易占」「呼吸法」「季節の食養生」「ツボ押しセルフケア」など、すぐに実践できるワークを章ごとにたっぷり収録。各章末には、自分の気づきをまとめるワークシートも付いています。
例えば、真夏のこわばった肩こりには「陽が強まりすぎ」サイン。東洋医学的には“陽の熱”を散らす工夫が必要です。
本書を読み終えたら、いつもの暮らしがちょっと“色づいて”見えるはずです。忙しい日常の中に、ほんの数分の「問いかけ」と「お手当て」を取り入れるだけで、体も心も自然と軽やかになります。
変化の激しい現代だからこそ、「外側の流行」ではなく「自分のバランス」を軸に据えることが大切です。『やさしい易経』は、そのための最初の一歩をやさしくガイドします。ぜひ手に取って、陰陽の調和を感じる旅をはじめてみませんか?
本書があなたの“日常メンテナンス”の相棒となり、毎日をもっと健やかに、もっと心地よく彩ることを願っています。
追伸:kindleは絶賛発売中。ペーパーバックは本日中に発売開始予定です!
【書誌情報】
『やさしい易経 ― 陰陽にふれて、自分をととのえる本』
著者:あべひろし with Sciens Ignorantiae
価格:Kindle 800円+税, ペーパーバック 1,000円+税
発売:2025年7月

