梅雨時のセルフケア

気温や湿度の変化が激しい季節、なんとなく体が重く感じたり、足がむくんだり、疲れが取れにくかったりしませんか?

東洋医学では、こうした不調は「気・血・水(き・けつ・すい)」の巡りが滞ることで起きると考えられています。そして、その巡りを整える手助けになるのが「経絡(けいらく)」と「ツボ(経穴)」の活用です。

今回は、自宅で手軽にできるセルフケアとして、女性に特におすすめの3つのツボ「陰陵泉(いんりょうせん)」「湧泉(ゆうせん)」「三陰交(さんいんこう)」をご紹介します。


・陰陵泉(いんりょうせん)

むくみ・水分代謝が気になる方に

陰陵泉は、ひざの内側、脛骨(すねの骨)に沿って指でなぞったときに止まるくぼみにあります。
このツボは「水分代謝」と深く関わる“脾経”という経絡上にあり、体内の余分な水分を排出する手助けをしてくれると言われています。

🔹おすすめのタイミング:
・脚のむくみが気になるとき
・雨の日や生理前後の重だるさに

🔹押し方:
息を吐きながら3〜5秒、イタ気持ちいい程度の強さでじんわりと。左右各3セットが目安です。


・湧泉(ゆうせん)

冷え・疲れ・気力低下に

湧泉は、足の裏、土踏まずの少し上あたり、人差し指と中指の間をたどった先のくぼみにあります。
その名の通り「泉が湧き出る場所」とされ、元気を生み出す“腎経”の出発点です。疲れが溜まっているときや、なんとなく元気が出ない日に、そっと刺激してみてください。

🔹おすすめのタイミング:
・立ち仕事や育児でぐったりの日に
・朝起きる前、布団の中でやさしく押すのも◎

🔹押し方:
親指で3〜5秒ずつ、足裏全体をほぐすように押します。湧泉を中心に足裏マッサージを行うのも効果的です。


・三陰交(さんいんこう)

冷え・ホルモンバランス・女性特有の不調に

三陰交は、内くるぶしの一番高いところから指4本分上にある、骨の内側の少し痛みを感じやすい部分にあります。
このツボは「肝・脾・腎」という3つの重要な経絡が交わる場所。女性の身体を支えるバランスの要とも言われ、生理不順や更年期症状などにも効果が期待されます。

🔹おすすめのタイミング:
・生理前のイライラや不安感が強いとき
・足元の冷えやむくみが気になるとき

🔹押し方:
両手の親指で優しく5秒ずつ、深呼吸をしながら。寝る前の習慣にすると、冷えとり効果が高まります。


🌿 おわりに:やさしく整える時間を、日々の中に

ツボ押しは、特別な道具も場所もいりません。
大切なのは「自分の体に目を向ける時間を持つこと」です。

シャローム鍼灸院では、セルフケアで改善しきれない慢性的な冷えや疲労、女性の不調に対し、鍼灸の技術で根本からの改善をサポートしています。

もし「なんとなく不調が続く」「自分に合ったケアがわからない」とお悩みでしたら、どうぞお気軽にご相談くださいね。

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